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2004年02月05日

情報引き出した京大研究員逮捕

asahi.com : 社会 CGIの欠陥突き情報引き出した京大研究員逮捕 警視庁  文化庁所管の著作権保護団体のインターネットサイトから昨年11月、利用者約1200人分の個人情報が引き出され、一部が公表された問題で、警視庁は4日、京都大学の研究員河合一穂容疑者(40)=京都市南区唐橋赤金町=を不正アクセス禁止法違反と威力業務妨害の疑いで逮捕した。河合容疑者は調べに「サーバー内に侵入して情報を引き出した」と話しているが、不正行為と認識していたかについては供述していないという。
河合隼雄・文化庁長官の「おい」だったというオチは置いておくとしても…
警視庁は、サーバーには外部からの利用を制御する機能があり、河合容疑者の行為は、指令を送ってこの制御を免れる不正なアクセス行為と判断した。

このあたりはちょっと微妙な解釈の問題ですね。指令を送って制御を免れるって、何を指してそう判断しているのか。ひょっとして我々サーバー管理者が普段やってるような事だったりしないかな。
少なくともこの保護団体のCGIだかなんだかは、侵入を防ぎきれなかった脆弱性が存在していたことには間違いがないわけですよ。よりにもよって著作権保護団体のサーバーだというのが恥ずかしい感じもします。
この容疑者は、おおっぴらに公開モードでやっていたわけで、悪意は感じられません。というより、セキュリティへの認識を高めたい一心で行きすぎた行為を行った可能性が高いように思います。まあ、これだけの記事で判断は出来ませんけど。
私の参加しているメーリングリストのメンバーでもあったようです。(会話を交わしたことはおそらく無いと思いますが)
追記:
当のACCS自体は、すでに謝罪しているんですね。こういう事件があった事を知りませんでした。

News:「足元から火がついた」──ACCSの個人情報流出は1184件、脆弱性を3年以上放置
「個人情報の保護にACCS自身が失敗してしまった。」
 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のWebサイトから個人情報が流出した問題で(関連記事を参照)、ACCSは11月12日、流出した情報の件数が1184件に上ることを明らかにした。サイトは欠陥が放置されたまま3年以上運営されていたことも分かり、プライバシー保護を呼び掛けてきたはずのACCSの失態に批判が集まっている。

ありそうな話し
予算が少ない部署で、ユーザーからのご意見を求める掲示板CGIを設置。お金がないのでフリーなものを導入。ディレクトリ構成はデフォルトのまま。データファイルのパーミッションは666だった。フォームには一応落書き牽制の為に住所氏名年齢まで書く欄をもうけた。
それ以上のセキュリティに関しては、担当者はわからなかったので、そのままGOサインを出して公開した。
ハッカーが山勘で、データファイル名ダイレクトにアクセスしてみたら、全部見えてしまった。
ハッカーはこのときなにげなくアクセスしたため、プロキシすら通していなかった。
「やば!」と思って顔が青ざめたが後の祭り。しっかりロギングされてしまった。
後日司直の手が…
さあ問題です。誰が悪いのでしょう?
【上記事件とは一切関係ありません】

Posted by mugen at 2004年02月05日 03:52 | TrackBack
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